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ペットフードにご用心

第4章  犬の亜鉛不足と猫の黄色脂肪症

亜鉛についての研究は、養鰻業から始まったといわれています。
微量要素としての障害は、人やペットにかなり多く見受けられます。
人も犬も共通に現れるのが「皮膚障害」であり、人はそのほか「味覚障害」を発現します。
若い人に限らず、食べ物の味がわからないという方が増えています。
これは明らかに亜鉛不足の傾向があります。
犬の場合「手作り食」「室内飼育」の犬にその傾向が見られます。
結果は、皮膚疾患と脱毛です。
亜鉛は、食品から摂取しずらいミネラルです。
折角時間をかけて作った安全安心な手作り食でも落とし穴があるのです。

亜鉛を軽く見ない方が賢明です。
亜鉛は、体内酵素の構成成分であり、とても重要な働きをしています。
そしてなにより厄介な点が、最少必要量と最大必要量の範囲が狭く、少なければ「亜鉛欠乏症」、多すぎると「亜鉛過剰症」になると言うことです。

「手作り食」を実践されている愛好家と、直接地面に触れさせていない「完全室内飼」のみの愛好家は要注意です。
「毎日散歩させていますよ。」と言われると思いますが、アスファルトやコンクリートの上を歩かせても効果は望めません。
土には微量の亜鉛が含まれており、パットや口から亜鉛不足を補うことができます。
散歩中に突然犬が土を食べたり、草を食べたりするのはそのためです。
これこそが不足する物を補う犬の自然本能です。
汚れることを気にせずそっと見守りましょう。
犬が汚れるのを嫌う人がたくさんいらっしゃいますが、抱っこでお散歩、ベビーカーでお散歩はやめましょう。
土に触れることで亜鉛不足が補えます。

もしどうしても汚れるのは許せないという人は、亜鉛サプリメントを与えてください。
私もこの亜鉛不足を補うため「酵母エキス亜鉛」を取り入れています。

市販のドライフードを与える場合は、亜鉛が添加してありますので亜鉛不足はないでしょう。
但し、エトキシキンの脅威は避けることはできません。

亜鉛の一日量の目安は、犬体重1s当たり1〜2rです。
犬の体重を測り与える量を計算してください。
但し与えすぎは亜鉛過剰症になりますので注意が必要です。


続いて「猫黄色脂肪症」についてです。
これも猫にとって多い疾患です。
相談件数もかなりあります。
原因の一端を握っているのは猫用「総合栄養食」のドライフードです。
猫の黄色脂肪症は、2013年東京大学によって 『体脂肪の脂質過酸化物の黄褐色セロイド色素沈着により炎症を生ずる』 と解明されました。
アメリカ飼料検査官協会(AAFCO)の基準をクリアした総合栄養食でもこの症状は起こります。
食事管理においてAAFCOでは、黄色脂肪症が起こりうると警告しています。
この疾患になった場合、抗酸化物質ビタミンEを与えると症状は緩和されるでしょう。
ビタミンEは、ドラッグストアなどで販売されているヒト用のサプリメントで対応できます。
犬・猫の体重を測り与えてください。
予防策は、総合栄養食だけに頼らないことをお勧めします。

ビタミンEの与える量は、犬猫とも体重1s当り5〜10rです。
また与え方は、2〜3日分まとめてあげてもかまいません。
体内に蓄積されるためです。
過剰症は、起きないため安心して与えてください。
但し、2〜3日分ですよ。

 


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プロフィール

押川亮一
(おしかわりょういち)

1947年生まれ。 
宮崎県出身。大学卒業後、金融機関へ。
1974年に独立。 ペットショップ「ファミリーペット」主催。 母親の難病指定が引き金となり、免疫療法を学ぶ。
1994年2月「ペットフードにご用心!」宝島社より出版
1994年6月「獣医さんにご用心!」宝島社より出版
1996年「マイティウェーブ」を立ち上げる。
2005年8月「愛犬が喜ぶワンワンごはん」技術評論社より出版。
2005年9月「新・ペットフードにご用心」宝島社より出版。
2008年12月「ペットフードの危ない話」宝島社より出版。
特に食の問題点を追及し、苦痛のない自然療法をライフワークとし、現在は、キャリーオーバー・食品添加物・ポストハーベストに反対し、無添加製造そして昔の食べ物に戻す事を念頭に製品開発に励む

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