どこでも手軽に写真と動画。

360度パノラマまであるそうな。

昔はカメラを持つ人は極々限られていた。

首からカメラを下げ、「みんな~、並んで~」と俄かカメラマンが登場する。

それほどカメラと写真は貴重なものであった。

特に女性は常に撮られる側であり、カメラを持つなど程遠い存在であった。

8ミリ映写機の登場は、『私にも写せます』のキャッチフレーズが功を奏し、私も購入した。

常にカメラや映写機は、男の側にあったと云える。

今はカメラが下火になり、スマホにその地位をとられることとなる。

誰にでも写せる機械へと変身。

何処でも時と場所を選ばず写真と動画。

その写真を競うネットサイトもある。

お手軽になっただけ危険を伴う場合も出てくる始末。

「私だけは違う…」の理論は通用しない。

「プライバシー、プライバシー」と言い張る人が自分自身を投稿するのである。

プライバシーを自身で公開しているのだ。

こんな矛盾を抱えながらスマホの写真と動画は浸透していく。

昔は、アルバムを見ながら過去を振り返ったり、親類縁者や友人に見せたものである。

これがすべてオープン。

あなたの過去や行動をすべて晒しているのだ。

ましてや、位置情報。

来年度からは、誤差4センチである。

すべて丸見え。

プライバシーはあるの…?