会期が迫っていたため、暑さをおして有楽町の 出光美術館 に行く。

この美術館は、私にとって好例である。

「等伯」は、めったにお目にかかるものではない。

何とか見なければと行ったのだが暑さは大敵であった。

やっとのこと美術館に着いたのだが、まずは水分補給としばしの休憩。

この美術館の良い所は、景色のよい場所に休憩所があり、無料のお茶が飲み放題。

何時もの事だが、ここで水分補給をし気力を奮い立たせる。

展示室の中にも椅子が設けてあり、ゆっくりと見ることができる。

今回は、等伯・雪舟がメインであり、景徳鎮の陶器が数多く展示されていた。

またこれもいつもの事なのだが、敗戦後、如何にこれだけの美術品を集められたのか。

後世に残る美術品を集めた出光佐三氏の偉業に感嘆する。

特に昔から言われる有徳人が収集した美術品は価値が高い。

神戸の白鶴美術館、倉敷の大原美術館の二つは出光美術館と同じぐらい好きな美術館だ。

残念なことに、出光美術館に何度訪れても小中学生が皆無という事だ。

今の親は、なぜ子供に見せないのだろう?

疑問でならない。

価値が解らなくとも情操教育にどれだけ大事か理解していない。

私の小中学校時代は担任が引率し、見て回ったものだ。

遠足とは違うクラス別社会見学だ。

中学時代は、担任の社会科の先生は盛んに引率し連れて行ってくれたものだ。

その当時は解らなかったが、今になって思えば人生にどれほど役に立ったかと考えさせられる。

本物に親しむだけでも後々良い結果が出るのである。

出光佐三氏は、宗像神社を復興させ、沖ノ島を発掘整備した人でもある。

実に国宝8万点余り。

私物化せず資金を提供した有徳人なのである。

親が同伴すれば、子供は無料である。