今上陛下が退位された後、京都御所に住まわれる案が京都より出された。

本来の姿だ。

東京城へ向かわれたとき、御所の移動である「移徒(わたまし)」の儀式をしていないと聞いている。

あくまでも「動座(どうざ)」である。

動座は、一時的に御所を離れ他の場所に向かわれることであり、陛下と共に「三種の神器」も移動する。

東京城は、あくまでも「三種の神器の動座」なのである。

京都府民とすれば、陛下が東京にご旅行中という意識が今も残る。

私自身もこの考えに近い。

陛下のおられる場所は、本来は京都であり、明治政府が政治的利用でしたものだと考えている。

そうすることに関西の重みが増す。

今も残る「京都皇統」との繋がりも見逃せない。

皇室ゆかりの寺社仏閣にとっても、代参ばかりではおぼつかない。

それよりも何よりも京都におられることが歴史上相応しいと考えるのである。

上皇となられる陛下は、是非とも京都御所にお住まい頂きたいものである。

本当に実現すれば、歴史と文化に包まれた京都が、ますます輝くことでしょう。