団塊世代もこの歳になった。

戦後に生まれた宿命は、今の人に分からぬ苦労が伴う。

常に不満に苛まれ、それを打破する力を得たのも団塊世代だろう。

人生いろいろなことを経験したが、今の人たちとは生き方も考え方も違う。

こんな半生は時代がそうさせたのだろう。

不満の質が違うのである。

団塊世代も老年の域に達した。

遣りたいことが山ほどあるが、天候の異変には体がついていけない。

背骨から感じ取れる気圧の変化が毎日の生活を作用する。

若い内は解らぬ感覚だ。

雨が降れば、全身がだるく食欲も落ちる。

野生動物と同じだ。

何時も体と相談しながら、その日の体調と体の動きに注意を払う。

但し、食欲は異常にある。

これが体調を維持する独特の感かも知れない。

生涯現役をモットーとし、家に閉じ籠ることは一切しない。

疲れるまで休みの日は出かけるのである。

お陰でぐっすりの寝ることもできる。

定年のある人は気の毒だが、動けるうちは動くのである。

お陰で楽しさが人より多い感じがする。

人様から趣味は? と聞かれると、食べ歩き、本そして出かけることとなる。

所詮趣味など縁遠い人生である。

団塊世代。

多くの年寄りを産出する。

しかし、長生きはしたくない。

長生きすればするほど、嫌なものを見るからだ。

静かに楽しく暮らしたいものである。