わざわいは幸福を招く原因となり、幸福もまた、わざわいの原因になる。禍福は互いに因果関係にあるということ。
「2019年3月」の記事一覧
『禍は敵を軽んずるより大なるは莫し』
敵の力をあなどって油断することほど、大きな災難を招くものはないということ。
『禍は足るを知らざるより大なるは莫し』
ほどほどで満足することを知らないことほど、大きなわざわいはないということ。
『禍は繊繊より生ず』
大きなわざわいも、ごく小さな原因から起こるということ。ささいなことにも用心をしなければいけないという教え。
『禍は福(さいわい)』
災難がかえって幸福のもとになることがあるということ。
『禍は懈惰(かいだ)に生ず』
わざわいは、用心をしないでいいかげんに物事に取り組んでいるために起こるものであるということ。何事にも真剣に対処しなければならないといういましめ。